すそわきがのにおい対策！手術に踏み切る前に自分でできる事

すそわきがでお悩みの方へ自分でできるにおい対策をご紹介します。
まずはセルフチェックで本当にすそわきがかどうか確認してみましょう！すそわきがについてや原因が分かると自分でどのような対策を行えば良いかが分かりますよ。
すそわきがの人が実際ににおい対策に使用している人気のクリームや石鹸も合わせてご覧ください！もしここまでのセルフケアでダメなら手術などの治療法があるので安心してくださいね。

対策の前にすそわきがについて知ろう！

すそわきがは陰部のワキガ

すそわきがとは陰部のワキガのことで、原因はアポクリン汗腺から出る臭い汗と皮膚の脂肪酸を雑菌が分解することで発生します。そこへ、尿やおりもの、生理など分泌物の陰部臭のにおいが混じり合うので、脇から匂うワキガとは違う独特のにおいを放っていることが多いです。

においを例えると、腐ったチーズ、腐った魚介類、納豆、玉ねぎのツンとしたにおい、酢の酸っぱいにおい…など、なかなかの刺激臭と比較されるほどの強烈なにおいです。

昔はフェロモンとして子孫を残すのに重要な役割だったアポクリン汗腺ですが、進化と共に他の方法で誘惑して子孫を残せるようになったのでアポクリン汗腺は退化してきているといわれています。
外国人は遺伝子の関係もありアポクリン汗腺の数が多くワキガ率は70％ともいわれているのですが、日本人は約10％とアポクリン汗腺が少ない人が多いのでワキガ臭が目立ち、においが気になる人が多いと考えられています。

すそわきがチェック！

本当に自分がすそわきがなのか今すぐチェックしてみましょう。

ワキガ体質というのは遺伝のことが多いので、両親がワキガである場合、高い確率で遺伝します。
アポクリン汗腺の数を受け継ぐので、他の人よりもアポクリン汗腺が多いということは、脇・耳・胸・デリケートゾーンが臭くなりやすいということ。ワキガの人はすそわきがである可能性が高いというのはこのためなのです。

下着に黄色いシミが付くのは、アポクリン汗腺から出る汗は無色透明の汗が出るエクリン汗腺と違って、脂肪酸やたんぱく質、アンモニアが含まれているから。これらが酸化することによって黄色く変色するので、下着に黄色のシミが付く人はデリケートゾーンにアポクリン汗腺が多く、すそわきがである可能性が高いと考えられます。

すそわきがのにおい対策

正しく洗って清潔に

すそわきがの原因はアポクリン汗腺から出る汗や雑菌なので、こまめに汗や汚れを取り除くことが大切です。
外出先などでは洗えないので、デリケートゾーン専用のウェットシートでふき取ることが、アポクリン汗腺から出る汗や雑菌の繁殖を防ぐ対策となります。

正しく洗うことも大切です。
ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗っていませんか？
刺激の強い成分が入ったボディソープで洗っていませんか？
皮膚に過度な刺激が加わると、肌を守るバリア機能が低下し、様々な外的物質の侵入を防げなくなったりして赤みやかゆみなどの炎症が起きるほか、アポクリン汗腺の働きが活発化してしまい、においが強くなってしまう可能性があります。

化学成分不使用などの石鹸をキメ細かく泡立てて、やさしく細かいところまでていねいに洗うようにしましょう。

蒸れを防ぐ

蒸れはデリケートゾーンの温度が高くなり雑菌が繁殖する原因になってしまうので、なるべくスキニーやストッキングなど肌に密着する服装は控えるようにしましょう。お風呂上がりやお手洗い後に下着を履くときは必ず乾燥させてから身につけましょう。

おりものが多くなるときは、おりものシートを使用してこまめに替えて清潔を保ち蒸れを防ぐ対策が必要です。
衣類にもにおいが付いてしまうほど匂ってしまうときは、衣類用消臭スプレーを使用すると思いますが、乾燥してから着用するようにしましょう。

すそわきがの人は剛毛だったり多毛だったりする人が多いので、脱毛などで毛の量を減らすこともすそわきがのにおいを防ぐ1つの対策法です。

生活習慣を改善したりサプリメントで補助する

睡眠不足や悪い食生活を続けているとすそわきがだけでなく、口臭など身体全体の体臭の原因になります。
動物性たんぱく質・スパイスなどの刺激物・アルコール・ねぎやニンニクは体臭が臭くなる原因となり、すそわきがのにおいが悪化する可能性もあるので、野菜や魚中心の食生活に変えて十分な睡眠をとりストレスを溜めないなど、規則正しい生活習慣を身につけることも重要です。

中にはサプリメントを補助食品として使って消臭対策をしている人もいます。
消臭効果が期待できる柿渋エキス・緑茶エキスや、アポクリン汗腺の働きを抑制するといわれているエストロゲンと同様の働きをするイソフラボン、体臭予防に乳酸菌などの腸内環境を整える成分が配合されたサプリメントがにおい対策としてオススメです。

脱毛してみる

陰毛はにおいを溜めこみやすく遠くまで届けやすい形状をしています。
これは本来フェロモンを飛ばして異性を惹き付けるための生物にとって重要な役割なのですが、現在は他の方法で異性を惹き付けられるため毛は必要ないものとされています。

脱毛することによって陰毛の役割を断ち切って、陰部を清潔に保てばすそわきがのにおいが気になる可能性もあるので、抵抗がない方は試してみてはいかがでしょうか？

デオドラント製品を使う

すそわきがのにおい対策として主に通販で販売されている石鹸やクリームを使うこともオススメ。
クリームで人気なのはラポマイン・ノアンデ・クリアネオなどの商品が有名で、有効成分として消臭効果の「イソプロピルメチルフェノール（シメン-５オール）」や制汗効果の「パラフェノールスルホン酸亜鉛」が入った医薬部外品のクリームがあります。

関連記事：手軽にニオイケア！すそわきが対策クリームランキング3選

石鹸は消臭効果のある数種類のハーブをブレンドしたジャムウが配合されたものが有名で、ジャムウハーバルソープやシークレットレディジャムウソープなどが有名。その他の成分として渋柿エキスや緑茶エキスなどの消臭効果があるとされている成分や、肌の調子を整える作用がある天然植物由来エキスが配合されています。

関連記事：すそわきがに効果的な人気のデリケートゾーン専用の石鹸ランキング！

手術で汗腺を取り除く

すそわきがのにおい対策の最終手段としてボトックス注射などの治療や汗腺を取り除く手術があります。
におい対策として手術が１番効果的だと思いますが、費用が高額であることや再発しないと言い切れないこと、何よりも汗腺を取り除いた後にダウンタイムもあるという恐怖があるので手術に踏み切れない方が多いのも事実です。

毎日数回クリームを塗ったりこまめに汗を拭き取ったりする手間を考えると手術する方がいいと思いますが、メリットやデメリットをよく考えた上で対策法や治療法を考えましょう。

おわりに

すそわきがのにおいは汗と雑菌を対策することがポイントだということが分かりましたね。
こまめに拭き取って清潔を保つことができれば、イヤなにおいを解消することができますが、忙しい女性はなかなか時間が取れません。手術などの治療法は面倒なことから解放されるので１番オススメですが、まずは自分でできることから始めてみるのも遅くはないと思います。
１日も早くすそわきがのにおいから解放され、楽しい毎日が送れるといいですね！