すそわきがのにおい対策は何をしたらいいのか、何から始めたらいいのか、何が効果的なのか知りたい方はたくさんいると思います。
私もすそわきがに悩むようになって最初の頃は、何もわからずとりあえずで、色々な対策方法をしらみつぶしに試していました。そのせいもあってか、ようやくわかったんです。
すそわきがのにおい対策はできることがたくさんありますが、その時・その場所の状況ややり方によって効果が大きく変わってくるんですよね。
そこで今回は、【完全版】として、すそわきがのにおい対策のすべてを紹介していきたいと思います。におい対策にお悩みの方はぜひご覧ください♪
目次
〜対策を始めるにあたって〜
まず対策を始める前に、すそわきがのにおい対策においてやるべきことは大きく分けて3つあります。
- 汗をどうにかする
- 蒸れやすい環境をどうにかする
- そもそもの原因をどうにかする
当たり前ですが、改めて確認ということで取り上げてみました。順番も(1)〜(3)の順で対策していくのが理想的ですね。
臭いを完璧になくしたいということであれば、(3)のみ集中的に対策をしていくのでもいいと思いますが、ここではすそわきがに悩み始めの方にもわかりやすいように、やるべきことを順を追って説明していきたいと思います。
状況に応じた対策方法をすぐに知りたいという方は、目次から気になる項目をクリックして読んでみてくださいね。
におい対策のすべて
それでは早速、すそわきがのにおい対策のすべてを難易度順に紹介していきます。
(※難易度が低いほど「手軽にできる・低コスト・緩やかな効果」、難易度が高いほど「手間がかかる・高コスト・急激な効果」という基準です。)
難易度①:日常生活の中でできること
- 食生活の見直し
- 下着に気を使う
- おりものシートを上手に使う
日常生活の中でできることとして、「食生活の見直し」があります。もっとたくさん食べましょうとか、食にお金をかけましょうということではありません。”においに影響する食事”を避けることが対策のひとつです。
具体的には、肉や卵などを使った、”動物性たんぱく質”を多く含む食事を減らすということです。ただし、まったく食べないというのも健康に良くないので、ほどほどに減らすことを心がけましょう。
また、めかぶや納豆、海藻サラダ、ヨーグルト、オリーブオイルやお酢を使った料理などは、においの予防に効果があると言われています。肉や卵料理を減らすだけでなく、こういったものを積極的に取り入れるのもいいですね。
そして次は、下着に気を使うことです。汗をかいたら新しい下着に取り替え、臭いと蒸れが長時間こもらないようにしましょう。また最近では、におい対策のために開発された消臭・抗菌効果がある下着も販売されているので、下着のにおいに困ったらぜひ利用してみましょう。
おりものシートも下着と同じように、汗をかいたらこまめに取り替えるようにしてみてください。少しめんどくさいと思うかもしれませんが、これだけで臭いと蒸れがたまるのを防げますし、下着が汚れるのも防ぐことができますよ。
難易度②:入浴時にできること
- デリケートゾーン用の石鹸を使う
- 洗い方に気を使う
みなさんは、デリケートゾーン用の石鹸をお持ちですか?身体を洗う市販のボディーソープでデリケートゾーンまで洗っていませんか?
デリケートゾーンは言葉通りとてもデリケートな部分なので、市販のボディーソープは刺激が強いため、必要以上に洗ってしまったり、肌を傷つけてしまう恐れがあります。必要な菌まで洗い落としてしまうと、一時的に膣の自浄作用が正常に働かなくなったり、デリケートゾーンが傷ついてより臭いを強める要因にもなってしまいます。
そこで、デリケートゾーンにはデリケートゾーン用の石鹸を使う必要が出てくるのです。市販のもに比べてはるかに肌に優しく、臭いに強い特徴があります。
石鹸タイプや泡タイプのものがあるので、初めて使うという方は気に入ったものを選ぶのがいいですよ。場合によっては、デリケートゾーン用でも肌に合わないということもあるので、私イチ押しの石鹸も紹介しておきます。
また、洗い方にも気を使いましょう。
当然ですが、いくら肌に優しいといっても、ゴシゴシ洗うのはNGです。基本的には手のひらサイズに泡立てた泡を、臭いが気になるところに数分パックするのが基本です。とくに、臭いが強い場所を集中的にケアしましょう。
入浴時のこの対策だけで、翌朝からの臭いを大幅に抑えることができます。これを毎日続けていると、一日中臭いが抑えられるようにもなるので、ぜひ続けてみてください。
難易度③:外出時にできること
- こまめに汗を拭き取る
- デリケートゾーン用のクリームやスプレーを使う
家で対策するだけでは不十分、朝や夜の1回の対策では不十分という場合は、外出時にもこまめに汗を拭き取るようにしましょう。言ってしまえばめんどくさいことですが、お手洗いのついでに必ず拭き取るように習慣づければ、これだけでも日中の臭いを軽減することができます。
トイレットペーパーで優しく拭き取っても大丈夫ですが、デリケートゾーン専用のウエットシートなどもあるので、惜しまず使うようにしてください。
また、すそわきが専用のクリームやスプレーを使うと、より大幅に臭いを抑えることができます。出かける前やお手洗いの際にサッと塗っておきましょう。臭いの抑制効果が高く、慣れてくればそんなに手間もかからないのでオススメです。
こういったアイテムは市販で手に入らないので、オンラインショップなどで事前に購入しておく必要がありますね。私イチ押しのすそわきが専用クリームはこちらです。
難易度④:環境づくり
- 除毛・脱毛する
デリケートゾーンが蒸れにくい環境にするのも大切で、除毛・脱毛することで明らかに環境が良くなります。
蒸れにくくなるのはもちろんですが、アンダーヘアが減る(なくなる)ことで、すそわきがの汗や臭いがこもる要因も減らす(なくす)ことができます。
ただ、自分でやるのはおすすめしません。デリケートゾーンが傷ついてしまったら本末転倒なので、多少お金はかかりますが、脱毛サロンやクリニックなどで適切にVIO脱毛することをオススメします。
難易度⑤:最終手段
- すそわきが治療・手術を受ける
私個人としては、すそわきがの治療・手術は最終手段として考えています。
それにはいくつか理由があって、
- 効果が高い分リスクがある
- リスクを負う・コストをかけるほどの悩みではないと思っている
あくまで個人的な理由で、効果とリスク、リスクと悩み、悩みとコストを天秤にかけてしまうと、どうしても思いとどまってしまうんですよね。ただ、もちろんどの対策よりも効果が高いのは明らかで、お金をかけるだけで臭いの悩みからは解放されるでしょう。
また、治療・手術を受けるにしても悩みどころはありますね。切開手術は確実ですが、傷跡が残る可能性もあります。レーザー治療やビューホット、電気凝固法などの切らない治療も効果は高いですが、100%臭いをなくすことはできませんし、小さな治療跡だって残る可能性もあります。
悩みの強さや臭いの程度にもよりますが、治療や手術は最終手段の対策として考えておくのがベターでしょう。
私がやっていた最低限のこと
以上がすそわきがにおけるにおい対策のすべてですが、最後に私が実践していた最低限のことをリストアップしておきますね。実際にこの対策で大幅ににおいを軽減することができたので、行き詰まった方はぜひこの3つを徹底してみてください。
- こまめに汗を拭き取り、おりものシートを取り替える
- 入浴時は必ずデリケートゾーン専用の石鹸を使ってパックする
- 朝出かける前と、においが気になった時はできるだけすぐにデオドラントクリームを塗る
おわりに
すそわきがの対策をすべて実践しようとすると、かなりの時間と手間、お金がかかってしまいますよね。
効率良くにおい対策するためには、状況に応じた対策を臨機応変に実践することが大切です。こういう時はどう対策したらいいんだろう?と迷った時は、ここで紹介した難易度を目安に実践してみてくださいね。
すそわきがは悩みの強さや臭いの程度によっても対策方法が変わってくるので、「自分の悩みはどの程度なのか」「どのくらいにおいを抑えられたら満足なのか」を常に考えて対策をしていきましょう。