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すそわきが治療に健康保険は使える?適用になる手術法まとめ

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陰部のにおい「すそわきが」を治したい方へ、手術や治療の気になる疑問をまとめてみました。
保険適用になるのか、費用についてや手術の方法、実際に手術を行った人の口コミもぜひ参考にしてみてくださいね!

 

すそわきがの手術は保険適用にならない?

私たちは医療保険制度である健康保険料を支払っているので、どうせ手術をするなら健康保険を利用したいですよね!
すそわきがの手術は保険適用になるのかみていきましょう。

すそわきがの治療は美容目的であると捉えられる

美容

健康保険が適用されるものは、例えば

  • 日常生活を送ることが困難であること
  • 精神的苦痛があったり疾患が発生した

などの場合に保険が適用になります。
ワキガの場合は周囲の人に気付かれやすく、人間関係を築くことが困難になるなど、日常生活を送ることが難しいと判断され、保険適用になることが多いです。

しかしすそわきがの場合、周囲の人に気付かれにくく、日常生活を送ることが困難だと判断されにくいため、保険が適用されにくいというのが実情です。

すそわきがの場合、美容目的であると捉えられることがほとんどですが、においが気になって精神的に参ってしまい外に出られないなど、”まともに日常生活を送れないほどの精神的苦痛”がある場合は、保険適用になるかもしれませんね。
ただし、こちらが希望する治療法ではなく、手術方法は決まっているようです。

手術なら保険適用になる可能性がある

手術

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すそわきがの治療に保険を利用したいなら、まずは婦人科や皮膚科を受診しましょう。
はじめに婦人科で性病の有無や、皮膚科などで本当にすそわきがなのか判断してもらうことも大切です。
皮膚科もすそわきがの治療は行っていて保険診療になりますが、薬のみの対処療法なので症状の改善は見込めず、あまり効果を感じられないかもしれません。

皮膚科などですそわきがと診断された場合、形成外科を紹介されることが多く、形成外科で行う手術は保険適用になる可能性があります。
自身で形成外科を探す場合、ワキガの手術は行っているけれど、すそわきがの手術は行っていないところもあるなど病院によって違いがあるので、電話で手術を行っているか・保険適用になるか・費用についてなど事前に問い合わせてみましょう。

 

保険適用の可能性があるすそわきが手術

すそわきがの治療法や手術の方法はたくさんありますが、保険適用になるのは手術のみで2つの手術法があります。

超音波吸引法

超音波吸引法

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超音波吸引法という手術法は、局部麻酔をしてから1~2cmほどの切込みを入れ、ソノペットという超音波メスを使い、目視でアポクリン汗腺に超音波を当てて破壊し吸引する方法です。

手術時間は40分~2時間と短めで、傷口も小さくて済みますが、やけど・皮膚の壊死・色素沈着などのトラブルが起こる可能性があります。
シャワーは3日後から、入浴は1週間禁止なので、夏場に手術を行うとツライかもしれませんね。

超音波吸引法は、においの原因であるアポクリン汗腺を破壊するだけでなく、吸引して除去するので改善が見込めますが、医師がアポクリン汗腺を取り残してしまうと再発することもあります。
保険が適用されれば約5~7万円、保険適用にならなかった場合は自己負担で30万円~と高額な医療費を支払うことになります。

 

皮下組織削除法

皮下組織削除法

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皮下組織削除法という手術は、ワキガ治療に取り入れられている手術でしたが、最近では技術の向上により、すそわきがの手術にも取り入れているところがあるようです。
はじめに局部麻酔を行って1~5cm切開(脇の場合)し、そこから専用の器具を挿入します。
皮膚の上からローラーで圧迫しながら、アポクリン汗腺だけでなくエクリン汗腺も切除していく方法になります。

汗腺を全て取り除くので、すそわきがだけでなく多汗症でお悩みの方にも効果的な手術法といえるでしょう。
手術時間は約1~2時間で、費用は保険適用の場合も保険適用外の場合も超音波吸引法と同じくらいです。

皮下組織削除法の手術を受けると3日ほど痛みが出る場合があり、1週間ほど圧迫して固定しておかなければならないので、お風呂も入れず仕事や学校を休む必要があります。
術後、数カ月は傷口のつっぱり感や硬くなった感じがするという違和感に悩まされることもあるようです。

保険適用についての注意点

病院での治療や手術は保険適用になりそうなものですが、すそわきがの場合は難しいようです。

病院によっては保険適用にならないことも

NGの可能性

形成外科での手術でも、医師が保険診療として治療しなければ全額自己負担することになってしまいます。
すそわきがの手術が保険適用になることはまだ少なく、上記の手術法で前述したように、保険適用外になれば自費で30万円以上の支払いをしなければなりません。

すそわきがの手術も行っているか・保険適用になるのか・保険適用の場合の費用など、わきがの治療を行っている病院に事前に確認しておくといいでしょう。

 

美容外科クリニックでの治療がおすすめ

保険適用にはなりませんが、美容クリニックではすそわきがの治療を行っているところが多いです。
切らずに治療できるというのもうれしいポイント!
高額ですが、どうしても手術が怖いという方や、仕事や学校の都合でダウンタイムが短い方が良いという方におすすめです。

最新の治療法「ビューホット」

ビューホット

どうしても手術に踏み切れない場合、治療料金は高額になりますが美容外科クリニックでの治療がおすすめです。

最新の治療法として「ビューホット」が登場していて、1~2回の治療で約98%が再発していないということが立証されており、治療後に日常生活が送れるようになるまでの期間(ダウンタイム)が短いのが特徴です。

切らずに極細針を刺して高周波を当て、アポクリン汗腺やエクリン汗腺を破壊していく方法で、手術時間は約20分、翌日からシャワーを浴びることが可能になります。すそわきがだけでなく、多汗症の人にもおすすめです。

ビューホットのほかにもボトックス注射など、多汗症にも効果的な手軽に行える治療方法があるので、内容をよく確認しておきましょう。
体験談ブログや口コミもまとめているので、以下の記事をぜひご覧になってくださいね。

すそわきがの病院の選び方!注意点やおすすめのクリニック

おわりに

すそわきがの治療に健康保険が使えるところは少ないですが、保険適用になる場合と自己負担の場合とでは20万円以上の違いがあるので、根気よく病院を探してみることをおすすめします。

多汗症もワキガやすそわきがの原因のひとつなので、汗とにおいにお悩みの方は、両方治療できる手術法や治療法を受けられるといいかもしれません。

病院での手術でも美容クリニックでの治療でも身体に負担をかけることなので、医師とよく話し合って納得してから治療を受けるようにしましょう!

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