すそわきが治療って保険は「使える？」「使えない？」の疑問を解消します！

治療費を一部負担してくれる「医療保険」とは

医療保険は、ケガや病気・出産・死亡などで掛かる費用の一部を国・会社などが負担又は支給を保障する公的な制度です。

会社勤めの人なら「健康保険」

自営業者・短時間労働者・無職などの人は「国民健康保険」に加入することになります。

この健康保険を使用すると、病院で診察を受けた時に支払う費用は、掛かった費用の3割を負担するだけでいいです。

とても嬉しい制度ですよね♪

しかし、この健康保険。

病院で掛かった費用なら、何でも適用する訳ではないのです。

そしたら、病院での「すそわきが治療」はどうなのでしょう？

すそわきが治療に健康保険は適用される？

国民にとっては、とても助かる健康保険。

「すそわきが治療」の手術などは特にお金が掛かるので、是非利用したいですよね。

そこで、すそわきが治療にも保険が適用するのか調べてみました。

結果は、ほとんどの「すそわきが」治療に保険は使えないようです。

「ほとんど」という事は、保険が適用される「すそわきが治療」があるという事？と思われると思いますが、

「保険は使えない」

と言った方がいいのかもしれません…

何だかとても曖昧な答えになってしまい申し訳ありません。

「どういう事！？はっきりして！使えるの？使えないの？」

という声が聞こえてきそうですが、

この健康保険の給付の範囲が、とても曖昧なのです！

健康保険の給付範囲

健康保険の療養の給付は、病気やケガをした時などが対象です。

このため、日常生活に支障がないのに受ける診療については健康保険は使えないのです。

この「日常生活に支障がない」というのが線引きが難しく、「すそわきがの手術」も判断が難しくなる要因です。

「ワキガ手術」・「すそわきが手術」の健康保険適用の違いとは

「ワキガ手術」と「すそわきが手術」を保険適応の面から違いを見ていきます♪

「ワキガ手術」…保険適応で行われている主な手術「剪除法」

「剪除法」とは、皮膚を切開し裏返してアポクリン腺を除去する方法です。

他の手術法でも、保険適応を認めるクリニックはあるようです。

ワキガの手術に保険が適用されることはありますが、大事なのは診察した医師が保険適応と認める事です。

ワキガの程度によって保険適応だと判断されなければ、保険が使えず全額自己負担となります。

このように、ワキガの手術には健康保険が適用される場合もあります。

なぜ、「すそわきが手術」には適用されないのでしょうか。

その理由として、「すそわきが」が日常生活を送るのが困難なほどの症状との認識が世間的にまだ無いからのようです。

「ワキガ」は、日常的に困難な症状を伴うと判断され、「すそわきが」は、日常的に困難な症状だとは判断されない…

「すそわきが」は陰部の悩みなので、男性との交際がなかなか出来なかったり、ワキガと同様で生活していると臭いがばれてないか周りの目が気になります。

私も「すそわきが」なので、いつも陰部の臭いが気になって行動範囲がとても狭くなります。

これから「すそわきが」の認知も徐々に広がり、「ワキガ」と同様に深刻な悩みを抱えながら生活している人がいる事を知ってもらい、「すそわきが」の保険が適用になればいいなと思います。

おわりに

いかがでしたでしょうか？

すそわきがの手術などには、保険が使える事はほとんどない事が分かりました。

しかし、「ワキガ」には保険が使える治療があるので、もしかしたら「すそわきが」にも、保険適用される事があるかもしれません。

「すそわきが」は、手術だけが治療法ではありません。

他にも色んな「すそわきが対策」はありますので、色々検討してみてください♪

すそわきが対策が分かる記事はこちらから

すそわきがの5つのにおい対策法｜本当に効果のある対策法は？

※当サイトで使用している画像は全て佐藤秀峰先生の作品である「ブラックジャックによろしく」の画像を使用させていただいております。

タイトル：ブラックジャックによろしく

著作者名：佐藤秀峰